球面上をひたすらに前進すれば、いずれは元の地点に帰ってくることになる。大地が無限に広がっているなどとは思うな。

どんな男にも、体内に乙女器官が内蔵されている。

人間は考える葦である。考えることをやめた人間は、光合成ができない分、葦にも劣る存在だ。

絶望には強烈な依存性がある。

持っている弾は全弾撃ち尽くせ。それが勝負だ。

私を踏みつけよ。そっと踏んでもいい。全霊を込めて踏みしめてもいい。笑顔で受け止めよう。私を踏みつけよ。

そんなに急がなくてもいい。ゆっくり大人に成長していけばいいんだ。50年くらいかけて。つまり、キミもボクも、まだ子どもだ。

くたばりたいのならば、そのまま生き続けろ。どんな人間も、最後の姿は惨めだ。

私は正々堂々と自己憐憫できる。

嫌なことは嫌だと言っていいんだ。どうせやらなきゃならないのだから。

どれほど崇高な行為であろうと、それを為す人間からすれば、しょうがないからやっているだけなのだろう。

緊急事態宣言の実効力を高めるのは簡単だ。片眉剃り落とせばいい。２カ月は行ける。

私は一般人ではない。私という特殊な生き物なのだ。おまえもだ！ 胸を張れ、特殊なおまえ!!

安全第一か健康第一かを選べ。安全第一なら無理な仕事をするな。健康第一なら無理な仕事をするな。さあ、選択せよ。

挫折を前提条件とする。

失敗するときは事前に報告してほしい。

原則あるところ、必ず例外がある。例外なくして原則はありえない。ならば私の原則はどこへ行ったのか。おまえがいないとルール守れん。

あらいやだ。なにもかもが、もういやだ。それもいや、これもいや。そんな自分が大好きだ。

私のやることに口を出すのならば、手も出してほしい。ついでに代わりにやってくれれば、私から言うことは何もない。

他人と己を比べてみたところで、しょせんはヒトにすぎない。比較するなら犬や猿にすべきだ。

身を守るために常識を守っているが、ひとたび危害を加えられたならば撲殺も厭わず。

自宅、然らずんば死。

買った本には栞がわりにお札を挟む。すると、積めば積むほどお金が貯まる。これが積ん読貯金だ。

絶望が大きいほど、幸せは光り輝く。小さな希望を大きく見せたいならば、まずは不幸のどん底に叩き落とせ。

鐘は叩かねば音色がわからん。まずは叩け。あらゆる手段を用いて全力で叩け。

目に見えなくとも誰かがいる。世界中にいる。

幸せは安物でいい。

仕事がうまく回らないくらいで騒ぐな。おれなんぞ、人生すら回っとらん。

笑わなくても楽しい人を目指していたが、笑っていた方が楽しいことに気づいた。これが老いるということか。

人生において大切なことはすべてロッキーに教わったが、最も重要な教えは、おまえはロッキーにはなれないということだ。