2005-01-01から1年間の記事一覧
友人が誕生日を迎えました。 思えばこの男とは中学入学以来15年来のつきあいになります。切りそろえた前髪も初々しかったあの美少年が、いまやむっさい毒男(って言うんですか?)になりはてたかと思うと、なにかひじょうに、なんというかこう、ざまあみやが…
新しい枕に替えたとたん首を寝違えてしまった。 言葉にすればそれだけだが、現実の肉体が感じる痛みは単なる寝違えの範疇を大きく越えている。なにしろ、目覚めたときには痛さで起きあがることはおろか体勢を変えることすらできなかったのだ。 その後どうに…
その店に入ってそれのまえに立ったとき、後悔とも諦観ともつかない寂しさに駆られてしまったのである。いままでの人生で、いいことなんかなにひとつなかった。 小学生のときには仲のよかった女の子とじゃれあっていたとき誤っておなかにパンチを入れてしまい…
非常に体調が悪いのだ。これはいったいどうしたというのか。私の身になにがおきたというのだ。 鼻はつまってズルズルだし、喉は痛いし声は出ないし、腹はこわすし胃はもたれるし、頭は痛いし体全体がだるいし、幻覚幻聴禁断症状、旱魃洪水竜巻疫病イナゴも大…
お買い物をしました。ひとくちにいえば水分電波励起函とでもいいましょうか。 こいつはマグネトロンといわれる真空管から発生させられるマイクロ波を照射することによって水分子を振動させ、敵を体内から煮詰め殺すという恐ろしい科学兵器です。平たくいえば…
なんてったって『MOTHER3』である。まさか本当に発売されるとは思っていなかった。いや、正直言うといまだに半信半疑だ。だってMOTHERだよ。発売時期が明言されているからといって安心してはいけない。ひょっとしたら、赤城山で徳川埋蔵金が発見されてしまう…
なんてったって『MOTHER3』である。まさか本当に発売されるとは思っていなかった。いや、正直言うといまだに半信半疑だ。だってMOTHERだよ。発売時期が明言されているからといって安心してはいけない。ひょっとしたら、発表された発売日は太陰暦なのかもしれ…
それを見たとき、思わず棚のまえでウソ!とつぶやいてしまった。菊地秀行『新・魔界行 魔群再生編』(ノン・ノベル)である。20年ぶりの続編刊行らしい。前作『魔界行』の初版が昭和60年で、西暦になおすとえーと1985年だから、たしかに20年たってる。もっと…
古本者は復刊という言葉にめっぽう弱い。他ならぬ私が弱いのだから、世のすべての古本者が同じとみてまちがいあるまい。 しかし、よくよく考えるとこれには語義的な矛盾がある。古本者とはその名の通り刊行から幾星霜を経てもはや書店でも滅多に見られなくな…
携帯電話を買いかえたのであります。いわゆる機種変更というやつですな。 日常生活を営んでいくうえで僕がどうしても好きになれないものがふたつありまして、それがテレビと携帯電話であります。理由はどちらもうるさいから。 ただ単にやかましいというだけ…
「小説を読むことの醍醐味、そして喜びが、ここにはぎっしりとつまっている。」 読み終えたあと、帯に書かれた北上次郎のこの推薦文を見ると、ひどく打ちのめされた気分になる。ここ数年来鬱屈として怠惰に暮らしてきた己の姿を、断固、否と言い切らせるなに…
チョモランマ、低かったんだな。 神々の山嶺(上) (集英社文庫)作者: 夢枕獏出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/08/18メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 209回この商品を含むブログ (94件) を見る
現代に生きる若者には珍しいと思うのだが、ぼくはテレビが嫌いである。 見るのはせいぜいがニュースか天気予報ぐらいなもので、映画DVDを観る習慣がなくなってからは電源スイッチ以前にコンセント自体さしこむこともまれになった。 現代に生きる若者の大多数…
何年かに一度、必ず読み返す本というのがあるんである。 去年は『ほらふき男爵の冒険』ビュルガー編(岩波文庫)だったし、一昨年は『ロビンソン・クルーソー(上)』デフォー(岩波文庫)だった。 どちらも幼少時から長いお付き合いをしてきた本なんである…
とりあえずですが、ブログはじめました。 あんまり更新予定はありません。 さえきー、うらやましいか? うらやましいだろうが。ワハハハハハ。