2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧
できるかぎり自然な顔つきでいようと思い立ち、なるべくなにも考えず、顔面に力を入れないよう心がけていたが、ふと鏡を見てみるとダメな人間の顔がそこにあった。
バカがうつるという言いまわしがある。おれにバカをうつしたやつ、名乗り出ろ。
怒り狂っている自分に恥を覚えるようになってきた。
なにもかもしょうがないと感じるときにかぎって、チャンスを逃しているのかもしれない。
目を覚ましたくない、朝もある。
人生最大の敵、それは眠気。
どんなに世界に悪意を持とうと、世界は無関心なままそこにあり続ける。勝負を挑むだけ無駄だ。
困っている人を見るとなんとかしてやりたくなるのだけれど、私が困っているときは誰も相手をしてくれないのだ。
じつはひそかに早口言葉が得意だと自負していたのだが、元の口調がゆっくりなので、早くしゃべってやっと人並みらしい。特技がひとつ減った。
いま一番習得したい技は、必殺微笑みがえし。
一日クルマの運転をしていると、じつに様々なことを考える。宇宙の深遠さに思いを馳せ、人の世の無情を儚み、荘厳なる自然に胸打たれては一人こうべを垂れたりする。とはいうものの、最後には腹減った、眠いという結論に達してしまうのが人徳なき者のさみし…
男は三十からなどという台詞をよく目にするが、三十過ぎてもいまだになにも起こらない。あれはウソだ!
時として人間であることにうんざりし、また感激する。それは人間だからだ。
居場所がないからといって必要のない人間ではない。だが確実に肩身は狭い。
反省や後悔のないところに成長はない。だから私はいつまでたっても子どものままだ。
キミの微笑みがうららかな春の陽射しのようならば、ボクの雄叫びは深海から滲みだしてくる泡沫のごときものだ。
開拓者の栄光を掴み取ることもなく、中興の祖と呼ばれることもなく、円熟の境地に達することもない。ならばいったい、どこから来てどこへ行こうというのか。
じつは尻フェチ。
失敗するから挑戦するのか、挑戦するから失敗するのかよくわからないが、いずれにしてもその先には成功がある。
散りゆく桜を愛でるのならば、散りゆく私のことも愛でてくれ。
年々感性が摩耗していくなか、とうとう空想と妄想の区別がつかなくなった。
すべての記憶が桜吹雪に烟っていく。
見た目はもっさりしているかもしれないが、中身はシャープなつもりだ。
やればできる。やってみればわかる。
わかりきっていることほど、気づくのに時間がかかる。単純なことを単純にこなすのは、意外に難しいものだ。
成功した者はなんとかしろと言うだけだが、失敗した者だけがなんとかなると言う権利を持つ。
はじめから失敗するのがわかっていたら、誰も挑戦なんぞはせん。
いいわけが必要なのは他人に対してではなく、なによりも自分自身だ。
時々、人の世の中に憧れをおぼえる。
四月バカ。なにもかもウソであったらいいのに。